おとうさん ― 2015/10/11 15:34

シルバーウィーク中に右の頬から首にかけて、パンパンに腫れた父。
たまたま実家に来ていた兄が休日診療所に連れて行き、
そのまま入院となりました。

いろいろ検査をした結果、腫れはリンパ節に転移した癌の箇所に
ばい菌が入り炎症を起こした事がわかりました。
もともとは咽頭。
抗生物質で腫れは引いて出血も少なくなり、大きな絆創膏で
充分間に合うまでになりました。

先生は今の時代は告知が当たり前で、残された時間を大切に
するためにも必要だと言う事で、本人にも告知。
でも、来年90歳。しっかりしているとはいえ、耳も少し遠くなり、
今回具合が悪くなってからも「全部、子供に任してるんで
子供に説明して下さい」とお任せモード全開。
先生もあまりにストレートな告知はできず、やんわりのお話は
本人には伝わらず、私は胸をなでおろしました。

病院での父は、母のお世話から解放されてご機嫌でした。
やってもらったひとつひとつの事に「ありがとうございます」と
お礼を言って、「みんな優しいで」って嬉しそうでした。
たしかに、看護師さんは若くて優しい人ばかり。
エロじじいと言われていないか心配です(笑)

今日は食べたいと言っていた「中トロ」を持ってお見舞いに
行って来ました。ご機嫌でしゃべりたおす父。
「子供も孫も周りの人も、みんな良くしてくれて、みんなに感謝」
なんだそうです。

状態が良いので、近々退院できることになりました。
家に帰ったら、文句を言いながら母の世話を焼くのだと思います。
それでも、病院は飽きたので、とりあえず家に帰るんだそうです。
まだまだ生きる気満々の父。
胸がつまります。

89歳まで生きられたのだから充分です。
でも、娘としてはまだまだ一緒にいて欲しい。

一日でも長くおだやかな時間がすごせますように。